曇りゆく勇者へ捧ぐ闇堕ちの美学(旧:勇者に勝ちたいだけなのに、魔王の剣が闇堕ちした宿敵ムーブを強要してくるせいで周りが曇り始めた。)
作者:黒雪ゆきは
オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
タグ:R-15 残酷な描写 男主人公 女尊男卑 あべこべ 闇堕ち 曇らせ 激重感情 ヤンデレ
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──少年は、勇者に勝ちたいだけだった。
女神の祝福が女性にしか宿らないエウリア聖王国で、男は守られる存在とされている。
少年ユリス・アステルは、そんな世界で、幼馴染であり勇者候補でもある少女アリアに何度敗れても剣を握り続けていた。
守られる側で終わりたくない。
一人の戦士として、勇者の前に立ちたい。
その願いに応えたのは──眠っていた魔王の剣だった。
ユリスは縋るように手を伸ばす。
しかし、剣に宿る魔王が告げたのは、救いの言葉ではなかった。
『貴様には、闇堕ちした宿敵ムーブをしてもらう』
曰く、闇堕ちした宿敵には、登場、沈黙、目線、台詞、別れ際の余韻までもが重要らしい。
そんな妙にこだわりの強い魔王の美学に巻き込まれ、ユリスは聖王国を離れることに。
ただ、勇者に勝ちたい。
その一心で選んだ道は、光に選ばれた少女たちの想いを少しずつ歪ませ、やがて運命さえも狂わせていく――。
※本作はカクヨムにて先行掲載しています。
| 001 勇者に勝ちたい。 | |
| 002 それでも。 | |
| 003 原点。 | |
| 004 魔王メルギドス。 | |
| 005 曇らせとは。 | |
| 006 勇者と少年。 | |
| 007 歪。 | |
| 008 芽吹き。 | |
| 009 光の外へ。 | |
| 010 見えるぞ。 | |
| 011 弱い。 |