かつて日の本の深き山々に、〝忍〟と呼ばれる者たちがいた。

その中でも、紅き瞳――《写輪眼》を受け継ぐ一族、御影。
しかし八年前、御影一族は何者かの襲撃によって滅ぼされ、幼い少年ただ一人を残して歴史から姿を消した。

生き残った少年の名は、御影朔。

やがて名を捨て、久世律として生きることを選んだ彼は、ある事件をきっかけに吸血鬼の少女ヴェルディアナ・カルアナから血を与えられ、彼女の〝血の従者〟となる。

それから数年。

魔族特区・絃神島で暮らす律の前に、第四真祖となった少年――暁古城と、その監視役として派遣された剣巫・姫柊雪菜が現れる。

吸血鬼の力。
忍術。
そして、血とともに受け継がれた紅き眼。

失われた一族の過去を背負う少年は、第四真祖を巡る数々の事件へと巻き込まれながら、やがて八年前の惨劇に隠された真実へ近づいていく。

これは、第四真祖の物語の傍らで紡がれる――
もう一人の〝紅眼の吸血鬼〟と、彼に血を与えた少女の物語。


※見切り発車です。作者の趣味とノリと勢いで走っています。
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