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くらばーと 2021年05月26日(水) 05:30 (Good:3/Bad:0) 17話 報告
>所詮、ネコなど四足歩行の下等生物に過ぎぬわ!」とほざくサル……げふん、
この一言を書くためずいぶん長大かつ力作の前フリである。
だがネコは下等ではない、高貴なる支配者である。
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月29日(土) 17:36
感想ありがとう。
人類は猫に支配されてる……現代は古代エジプトだった?
ロンピン 2021年05月26日(水) 03:00 (Good:1/Bad:0) 17話 報告
だがこんな自給自足の農村で貨幣なぞ……意味あるのか?
いや、ごく稀に行商人や吟遊詩人が来るんだっけか?
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月29日(土) 17:41
感想ありがとう。
村人の半分くらいは、貨幣がどんなものか知らないのかも知れん。
吟遊詩人の唄を聞いて、なんとなく、うぉー。よく分からんが凄いものを手に入れたらしいな。
くらいにしか思ってない人も多かったりする。
中途半端に前世の知識を残している主人公なんかは一発で理解したのだが、誤解してる可能性もある。
村人は貨幣を知っている=村に貨幣は見掛けないが、貨幣の使える都市は何処かに在るだろう、とか推測している。
しかし、特にこの時代の伝聞など、実際に目にしない限り、断定しないほうがいい。
リボン付の白詰草 2021年05月26日(水) 01:32 (Good:4/Bad:0) 17話 報告
中世もローマも長いし、各国と時代で貨幣の金銀の交換比率も含有量も違うしで、その手の資料集めて読みだすと頭禿げそうになるんやな。
いろんな作品の作者様がふわっとふわっとした、中世ファンタジョーになってしまう理由もわかるんや。
丁寧にデータまとめた猫はほんまえええ子やで。
ワイの中で猫が14歳の女の子から、スーツ着た出来る猫になった瞬間や。
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月29日(土) 17:49
感想ありがとう。
大体は、その時代の技術や地表に分布してる金銀の産出量=交換比率と設定してええやろと思ってる。
後は流通、と言うか。
例えば、錫なんかが顕著なんだけど、金属類は分布がかなり偏っているんで、時に交易網の発達してない古代なんかは、産地に近いか、交易しているかだけで、相場が数倍も変動したりする。
中世もかなり後半だけど、マリ帝国マンサ・ムーサがメッカ巡礼した時に、滞在して金貨ばらまくだけで現地の相場が長らく影響受けたほどに交換比率は時と場所によって変わってくる。
分からんところはふわっとさせるのもテクニックなんやろうけど、時々は突き詰めて考えるのも楽しかったりする。
派手なオッサン 2021年05月25日(火) 22:27 (Good:0/Bad:1) 17話 報告
あらゆる動力関係が近代化するまでは、いかに人間の時間を使ったかだからなぁ。
この世界は、あったとして人力・馬・牛・水車・風車だろうしね。
馬や牛は少ないだろうし、水車・風車は無いかも知れないしな。
そうなれば農作物の物価も現代に比べたら跳ね上がる。
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月29日(土) 17:55
感想ありがとう。
基本的には、投下された労働力=価値でええやろ、と思ったんやけど
技術的に職人芸を必要とするもの、機械を用いられたものや製造過程が秘められているもの、
必需品、奢侈、消耗品か否かで色々と価格も変わってくるし、多分、どっかでおかしい部分も出るかも知れん。
食料品もそうやけど、特に衣服がどれほど高価かは中々現代の人には想像つかんかも知れん。
中世欧州で裁判の時に、貴人の家人と見做されるかは、その家から服を支給されてるかどうかみたいな規準で判断されたとか。
ストレコザ 2021年05月25日(火) 21:35 (Good:16/Bad:0) 17話 報告
SI単位真理教団の者です
異端であり邪教であるヤーポン法礼賛者がいるとの通報を受け伺いました
工学文明発達のため神妙にお縄についていただきたい
実際ファンタジー世界観ならヤーポン法みたいな身近なもので計測できる単位があってるよね
時代劇に出てくる尺とか寸とかも味があって大変素晴らしい
メートルは便利だけどちょっと味気ないのと地球の外周由来の単位だからおんなじ星でもなきゃ似た単位は出てこんよなあってのもあるわね
執筆にあたって現地の単位を分かりやすい単位に変換して云々っていう指輪物語スタイルもあるけどもそれでもヤーポン尺貫辺りがしっくりくる気がする
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月26日(水) 19:42
感想ありがとう。
こ、こんなっ……わしらヤーポン法信者に生きる道はないのか?!
中世物語の感想にまでメートル法信者が!
い、いやじゃ。わしは布教活動してもう一度世の中をヤードポンドに戻すんじゃぁ
実際に身体尺は便利。
メートル法が必要とされるのは、工業製品に統一された規格と精度が要求されて以降なので、
大量生産と互換性が求められない限り、特に必要ないのだ。
物語上では、フィートとポンドを出来るだけ分かりやすく使っていく方針。
メートル法は多分、登場しないと思うが、
地球の大きさを割り出す処から始めないと
ファンタジーでも地球の産物を召喚する話は、古典から結構あるが修理も難しいよね。
いちご酒 2021年05月25日(火) 21:31 (Good:6/Bad:0) 17話 報告
論文みたいな淡々とした文章の締めが続くなか唐突に表れる"当たり前だよなぁ"で笑ってしまった。
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月28日(金) 21:20
感想ありがとう。
非日常的な舞台(必ずしも異世界ではなく、過去や未来なども含めて)だと当然に常識や暮らしぶりも異なる筈。
まず、物語を語るに前提から説明しないといけないという
指輪物語のタバコの説明めいたアトモスフィアが漂ってる誰得な物語。
mmmu 2021年05月25日(火) 21:12 (Good:1/Bad:0) 17話 報告
村に4足歩行の下等生物が現れて ヤードポンド法か尺貫法こそ志向 と言い去っていく珍事件が起こるとな
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月28日(金) 20:44
感想ありがとう
猫は飽き性だから一瞬、優れていると思っても、他人に布教なんかしないんやぞ。
きっと多分
sunny・place 2021年05月25日(火) 21:11 (Good:0/Bad:0) 17話 報告
ヤーポン法と尺貫法と云えば、メートル法が適用された頃に尺貫法の尺を密造してた人が居たって聞いたことあります。
科学とかの細かい計算に使うならメートル法の方が都合がいいんでしょうけど、日常の採寸用なら身体尺の方が便利。
現代だと私含めメートル法しか扱えない人も多そうですが……。
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月28日(金) 20:42
感想ありがとう。
あの切り替わりは凄かった(当時生まれてなかったけど
19世紀から20世紀は、なんだかんだ言って法律を皆が尊重していた時代で、
それを進歩的と捉えるのは簡単だが、これから先、法律を守ることに拠って大きな不利益を被ることが増えれば、
国家に対して叛意を抱くことがむしろ、進歩的かつ正しい人間の条件などと見做される時代が来るかも知れん。
かつては王権に従うことが世の中を良くすると考えられていたのが、王は王である事によって有罪であり、
立ち向かうことが人間の条件と見做す思想が生まれたように
今現在、我々の立っている世界や思想が盤石であったり、絶対的なものだとどうして言えるだろう。
どんな思想の、どんな生き方が正しいかは、時代や状況によって異なるし、正解が一つとも限らない。
人によって正解が異なっていることもあるかも知れない。
あぁ、面白い物語を書きたいんじゃ
緒方 2021年05月25日(火) 20:52 (Good:14/Bad:0) 17話 報告
現在でもヤーポン法を適用してるアメリカは頭中世の可能性が微レ存。
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月28日(金) 20:36
感想ありがとう。
中世は実は、貴族勢力、王権、宗教勢力、商業勢力、都市市民、農民勢力、職工組合など
それぞれにかなり価値観や道徳、人生観、生活基盤の異なる勢力が各々に意見調整して、
妥協と交渉、契約に拠って社会を成り立たせていた高度に政治的なバランスを取り合っていた社会だったんだ。
米国の自分たちの価値観を至上として他国に押し付ける外交と軍事力偏重のシステムを見るに、
中世よりはむしろ古代の帝国に近い気もするんやで
1毒者 2021年05月25日(火) 20:42 (Good:13/Bad:0) 17話 報告
ヤード・ポンド法、死すべし慈悲はない!!
10進法に基づいたメートル法に栄光あれ!!
......真面目に考えると農業に便利なのは理解できますが、科学の時代にまだあれを使ってるアメリカって......
-追記-
アメリカ製の製品の中は未だにインチが基準となってるものがあり、たちが悪い事に使い勝手がいいものだから既存の日本製製品と規格が合うのか仕様書とにらめっこする羽目になります。
返信:猫ですよろしくおねがいします 2021年05月28日(金) 20:30
感想ありがとう
尺貫法こそ人類文明の黎明とともに用いられてきた自然な数値
押し付けられたメートル法には屈しないぞ!
まぁ色々あるんだ。便利だし父祖の使っていた規準だし、古くからの文献や設計図、日記類と断絶しちゃう。
後は、ヤード/ポンドのお陰で他国の製品をアメリカに輸入しにくい一種の防壁にもなっている。
古くから敵文明に対して別の度量衡や文法、言語を押し付けて弱体化を図る手法が用いられてきたように
(第二次世界大戦の敗戦で日本語作り変えられて、色々と断絶しちゃった面も在るんだが)
本能的な拒否感に恒久的/一時的なデメリットの大きさが途轍もない。
アメリカは貿易しないでも国内市場だけで成立している国で、国家内国家の州同士が貿易を守るために
この件では互いに意見を一致して協力し合っているので、普通の国家より採用の為の意思統一が遥かに難しい。
ぶっちゃけると米国にメリットがそれほどない。