正義の味方を目指し、可能性の一つである自分を打倒し、聖杯戦争という戦場を駆け抜け、グランドオーダーという戦いをたくさんの仲間と共に戦い抜いた。青年は己の理想を信じて戦い続け、ついには人類を救った。英雄が如き偉業を成しても青年は止まらず、人理修復後も世界を回っては人々を救い続けた。しかし、青年の運命は尽き、正にその命が消えようとしていた。薄れゆく意識の中、青年は懐かしい声を聞く。これより紡がれる物語は少女達の信念がぶつかり合う世界にて蘇る英雄の軌跡___________
……全く、英雄譚を書くなど俺の趣味ではないというのに。面倒な事を押し付けられたものだ。だがしかし、一度引き受けたからには書き上げなければなるまい。安心しろ、少しくらいは誇張して書いてやる。
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