古明地三姉妹の末っ子、古明地こがね。姉二人とは長らく会っていない彼女は、幻想郷の僻地でのんびり過ごしていた。

 過去の事件で半身を切り落とされ、『再生する程度の能力』と河童の技術で機械化することで生を繋いだこがね。その生活は、再び動き始めようとしていた……幻想郷で起こる様々な出来事の間で。

 物を大切に扱う少女。彼女の三つの瞳は、何を映すのだろうか。
 そして、再び姉たちに会える日は来るのだろうか。


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 あるところに、三人の姉妹がいました。

 彼女たちはその姿と能力により周りから忌まれ、遠ざけられていましたが、姉妹は仲良く毎日を過ごしていました。

 しかし、ある日苦難が訪れました。

 彼女たちを狩ろうという話が持ち上がったのです。

 彼女たちは必死に抵抗して、逃げました。

 けれども、襲いくる魔の手によって、一人は心を痛め、一人は心を閉ざしました。

 最後の一人は殿として姉二人を逃がしましたが、その半身を切り落とされました。

 一人は地底の底の底へ。

 一人は虚空の空の空へ。

 一人は辺境の境の境へ。

 散り散りになった三姉妹。いつか出会える時は来るのでしょうか。



---民間の伝承(捌) 編纂:稗田阿求---
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