「とうとう私の前に現れたわね、この卑怯者!」
この儀式に招かれた女魔術師「ジリー・ツァツァトゥラ」は召喚したばかりのサーヴァントを連れ、敵マスターと対峙する。
同じくサーヴァントを連れた中性的な少年の名は「油薬噛車人(ゆぐすりギヤマン)」。
彼はマスターの候補であった他の魔術師たちを不当な手段で闇討ちして回っていたという、卑しき魔術使いであった。
聖杯欲しさとは言え、何たる卑劣!
自らを正当の魔術師と自負するジリーには、これを見逃すことは出来ない。
「魔導を担う者の責務として、誅を下す! さぁ、神妙になさい!」
ワンナイト聖杯戦争。一夜限りの奇跡の闘争が今、幕を開ける……。
一度は解体された「聖杯戦争」なる儀式。
しかし、その奇跡を求め、儀式の再現を望む者達がいた。
完全な再現が困難だと判断した彼らは、簡易化した儀式を繰り返すことを選んだ。
段階的に繰り返すことで、真の聖杯の完成を目指すことを選んだのだ。
そして今夜、その儀式の一端が執り行われる。
簡易化された術式のため、召喚されるサーヴァントは三騎のみ。
そのサーヴァント達が現界出来るのも、この一夜のみ。
令呪は各マスターに一画のみ。
サーヴァントへの報酬はきたる本戦への優先的な参戦が約束されるというもの。
以上がルールである。
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| 個々のキャラについてと後書き |