――幸せが壊れる時には、いつも血の匂いがする。

『こら、炭治郎!お前、山に帰るつもりか!危ねぇから止めろ!うちに泊めてやる――鬼が出るぞ』

その日、竈門炭治郎は村人の忠告も聞かずに、山の中にある家へと帰った。
そして彼は――鬼になる。

もしも鬼舞辻無惨によって炭治郎が鬼に変えられ、その妹、竈門禰豆子が人間として生き残ったのなら。

正史とは立場が逆転した兄妹のもしもの物語。
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