深山(みやま)すばるは、転生者である。
過去の記憶はないけれど、経験は残っており、特にピアノはとても上手だった。

ある日、すばるは幼稚園で一人寂しそうな男の子を見かけ、仲良くなろうと思い立つ。
その男の子――鳴海(なるみ)歩(あゆむ)に訪れるはずだった運命の物語は、過去の経験以外は平凡な女の子である、深山すばるによって少しずつ変わっていく。