物心ついた時から違和感があった。

 なぜか世界から拒絶されているかのような感覚。
 ずっと原因は分からなかった。

 しかし、俺が五歳の時、妹が生まれ、その名前を聞いたことにより違和感の正体がようやくわかった。
 妹の名は「後藤ひとり」。

 その瞬間、俺は全てを思い出した。

 ――ここは創作(ぼっち・ざ・ろっく!)の世界で、俺は何の因果が紛れ込んでしまった転生者(異物)なのだ、と。



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