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 黎明期が過ぎ、斬魄刀が生み出されて数百年が経った頃、『剥生 崇氏(はぎう たかうじ)』と名乗る一人の男が元字塾の門を叩いた。剥生が握る『傴僂在実(かがのありざね)』と呼ばれる血濡れの斬魄刀は、瞬く間に門下生の背中を抉り取り、山本が刀を振るよりも早く、その場にいた全三十一名の命を奪ってみせる。
 仲間を失って滾る炎熱が剥生を追い詰め、圧倒的な実力差を前に勝敗は決したように思われたが、剥生の『卍解』の掛け声と共にその戦況は一変し、山本はその刃の前に成す術なく倒れ、生涯消えることの無い傷を額に負うこととなる。
『何が人を成すのか御主には判るまい』
 敗北の際に残された言葉と折られた『流刃若火』をその手に握り、山本は答えを求める旅に出る────。
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・尸魂界黎明期を舞台とした、山本元柳斎重國が卍解を会得するまでの話。
(時系列としては三界分立以降、瀞霊廷設立以前で、山本と雀部が出会う数百年前くらいを想定)
・主軸の他に已己巳己巴の真名と霊王の欠片を奪うに至った理由、流魂街北八十区更木の成り立ち(更木剣八の強さの根元)等も扱ってます
(已己巳己巴が登場する『Can't Fear Your Own World』を読んでいなくても本作を読むにあたっての支障はありません)
・ネームドキャラで出てくるのは山本重國、已己巳己巴、バラガン、五大貴族始祖、兵主部一兵衛、二枚屋王悦のみ(その他に塾生などの数名のオリキャラ有)
・作中で登場する元字塾は、統学院や霊術院のように様々な学びを得るための場所というよりも、純粋に剣術のみを教える剣術道場というイメージで書いてます
・斬魄刀に関する原作と矛盾しない程度の追加設定有
・剥生のキャラクターボイスは掛川裕彦さん(忍たま乱太郎の戸部新左ヱ門、ONE PIECEのジュラキュール・ミホーク他……)のイメージ
・縦読み・文字サイズ小推奨
  其の一()
  其の二2025年02月11日(火) 13:13()
  其の三2025年02月11日(火) 13:15()
  其の四2025年02月11日(火) 13:19()
  其の五2025年02月11日(火) 13:21()
  其の六2025年02月11日(火) 13:23()
  其の七2025年02月11日(火) 13:27()
  其の八2025年02月11日(火) 13:28()
  其の九2025年02月11日(火) 13:30()
  其の十()
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