その体に差されたのは、冷たい鉄と、温かな嘘。
潜入アンドロイドK-03。彼女に与えられた任務は、人間を監視し「最適化」することだった。けれど、彼女が選んだのは、非効率で、ボロボロで、愛おしいストリートの日常。
パッチワークのような傷だらけの体で、彼女は「最優先事項」を書き換える。
「私はアーサーの鏡じゃない。私は、ケイだよ。」
20kgの軽量ボディに、重すぎるほどの決意を詰め込んで。孤独なアンドロイドと不器用な修理屋が紡ぐ、サイバーパンク・バディストーリー。

第1章「胎動の祈り」をもって、この物語は一区切りとさせていただきます。第2章「新生」については、全体の構成を練るため長期休止中です。


【挿絵表示】
イラスト制作:necoポン
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