三年前。夕暮れのあの日を最後に、幼馴染の蓮歌は行方不明になった。それから意気消沈してしまった那尾の下に、謎の男が現れた。
彼の誘いに乗って船に乗り込んだ先にあったのは、大きな大きな旅館だった。

世界と世界。現実と現実。その狭間に存在する、次元の狭間。
何の運命か。その旅館で蓮歌は働いていた。

そして那尾もまた、旅館で働くことを決意する。
再会できた幼馴染に、好きだと伝えるために――

そこは暖かい宿。
終わりの先。

その名を、狭間の旅館という。


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