人類と深海凄艦との戦いがはじまって、すでに数年が経過していた。
各地の海では、艦娘と深海凄艦との熾烈な戦いが昼夜を問わず繰り広げられていた。

それはここ、イタリアでも同じだった。

勝利を信じ、戦い続けるイタリアの艦娘たち。そのなかにひとりの空母型艦娘の姿があった。
彼女の名前は『スパルヴィエロ』、だがスパルヴィエロの艦娘としての性能はあまりにも低かった。

仲間からも「お荷物」「ムダ飯食らい」と呼ばれる始末。
だが、彼女はめげなかった。持ち前の明るさで、これを乗り越えようと努力する。

これは、ダメッ子空母スパルヴィエロの、成長の物語です。



遠くイタリアを舞台に繰り広げられる、もう一つの〝艦隊これくしょん〟。



はじまります。


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