【不特定】皆が面白いと思った・印象に残ったライトノベル以外の書籍
皆さんが過去に読んだ中で、印象に未だに残っているライトノベル以外の小説を教えてください。
類似した掲示板があったらすみません。児童書や絵本でも構いませんのでどうかよろしくお願いします。
そして、今ではライトノベルといった区別に入らないような小説も、
捜索の対象に含むことにします。主観が含まれてしまいますが、ご了承ください。
ジャンルや本の形態、出版年などは問いませんが、R18作品はお控えください。
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赤犬
児童文学の類なら、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』と『モモ』、『ジム・ボタン』シリーズ。
それと佐藤さとるの『コロポックル』シリーズがぱっと浮かびます。
絵本はたくさんあって絞りきれませんが今思いつくのだと、
『ふふふんへへへんぽん!』『じごくのそうべえ』『たくさんのふしぎ』シリーズ、『しろいうさぎとくろいうさぎ』『せいめいのれきし』などでしょうか。
PALUS
ストレイト・ジャケット
発売当時、ラノベでは珍しくハードボイルドダークファンタジーという
珍しい設定なので好き嫌い極端に別れる作品かと思われますが
洋画を見ているような感覚で読める少々大人向けの異色のラノベ作品です。
あまみズキ
印象を強く憶えているのは、「アルケミスト」シリーズです。
第一巻の「錬金術師ニコラ・フラメル」から続く六部作で、現代に生きる双子の少年少女が突然神秘の世界へと引き込まれ、神秘の側の住人から教えを受けつつ、現実世界と神秘世界の両方を駆け抜けるファンタジー小説です。
設定や展開などが、いかにもライトノベル的ながらも深い表現力で描かれた世界に、心が奪われました。
ぬぷ
皆川博子『海賊女王 上・下巻』
アイルランドに実在した女海賊の物語。従者視点。
序盤の視点は主人公ではなく、しかも若干冗長というか分かりづらい感じでしたが、主人公の従者視点に移ってからはのめりこむように読めました。
深見真『ゴルゴタ』
深くは語りませんが、ミリタリー要素満載の、元自衛官による復讐もの。
復讐だけで終わらないのがよかったです。
グロ要素があるので注意。
つばきん
「三体」
「われらはレギオン」
「涼宮ハルヒの憂鬱」
※ラノベとして有名な作品ですが、現在は角川文庫の出版になり、挿絵等が殆ど排除されキャラデザインも萌え系のソレではなくなったので、ラノベと言えなくなった作品です。
ラノベとソレ以外の違いってのは大分難しいですね。ご都合主義の有無って訳でもないですし、キャラ絵の有無なら出版社の問題ですし、登場人物の年齢は最近は余り関係ないですし、文章の受け取りやすさは作風の話ですし、内容の高度さはラノベでも高度なのありますし、読者層もだいぶ高齢化してますし。
窮敏
PALUSさん、あまみズキさん、ぬぷさん、つばきんさん、ありがとうございます!
確かに自分もライトノベルの区分に迷っている部分がありましたので、
条件欄に少し書き足すことにしました。ありがとうございます。
大塚竜胆
『復活の日』
未曾有のウイルスパンデミックによって人類が絶滅寸前まで追い詰められるなか、唯一生き残った南極基地に暮らす一万人の人々の奮闘を描く。映画化もされた作品で、南極以外で暮らす人々が全滅するまでの様子も描写されており今の情勢も相まってもう一度読んでみたい作品。
有川浩の自衛隊三部作
『塩の街』『空の中』『海の底』
現実では起こり得ない災害や超常現象に遭遇した人々と自衛隊の奔走を描く。自衛隊といってもドンパチだけではなく異常事態や極限状態の中で登場人物たちが自身と向き合っていくことが物語の中心でした。
どれも小学生のころ読んで妙に記憶に残った作品です。
窮敏
ボンバさん、大塚竜胆さん、イルミンさん、ありがとうございます!
小学校の頃に読まれた作品が印象に残ってることが多いみたいですね。
かくいう私も印象に残った本は小学生の時に読んだものが多いように思います。
ありがとうございます。
もじばけ
5分後に意外な結末
一冊にいくつもの物語があり、一話あたりが文字通り5分程度で読み終われるのでサクッと読みたい時におすすめ。
ジャンルやテーマも多種多様。
ドS刑事(デカ)
サスペンス系小説。なので、ややグロ表現あり(程度で言えばR15)。風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件(サブタイ)が一巻。
ロボット・イン・ザ・ガーデン
続き物がある小説。この書籍は漫画で例えるなら一巻。個人的に凄く面白かった。
山田治朗
すでに他の人によって出ているのも多いのでとりあえず当たり前かつ基本すぎて誰も挙げそうにないラノベ読者でもラノベ同様に気楽に読めるのを2つ。
日本児童文学の最高峰と言ってもイイ江戸川乱歩の名作で昭和の頃までは意識高い系の裕福な親が全巻ハードカバーの全集で『ホームズシリーズ』『アルセーヌ・ルパンシリーズ』とセットで買い与える家庭も多かった。
『少年探偵団』シリーズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%B9%B4%E6%8E%A2%E5%81%B5%E5%9B%A3#%E4%BD%9C%E5%93%81%E6%A6%82%E8%A6%81
https://syosetu.org/?mode=seek_view&thread_id=24036
(こちらのスレにシリーズ作品の青空文庫でのリンクアリ)
近年、著作権が切れたことで、青空文庫に全話収録されたので無料で読めるのもオススメ
ただし、どれが「少年探偵団」シリーズか、ソレが何巻目なのかは青空文庫では表示されていないので自分で把握しておく必要があるため、Wikipediaなどに載っている作品名リストと照らし合わせながら読むのがオススメ。
あとはラノベという呼称が生まれる以前のラノベ的位置づけであるジュブナイル小説のレーベルで発表された小説からその元祖とも言うべき作家の作品で新井素子の
『星へ行く船』シリーズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%B8%E8%A1%8C%E3%81%8F%E8%88%B9
近年ラノベ界隈ではめっきり減ったSF冒険活劇系の名著です。
nrnr
夢野久作の『ドグラ・マグラ』
精神病科の患者が主人公なこともあり、非常に独特な描写・世界観が特徴です。読後の後味等もあって万人受けはしませんが、不思議と引き込まれる魅力がある気がします。
書籍以外にも、現在は青空文庫にて公開されているため、触れやすい作品でもあるかと。
ハインツ・ベルゲ
吉川英治「三国志」
宮城谷昌光「孟嘗君」「晏子」「奇貨居くべし」
浅田次郎「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」
司馬遼太郎「項羽と劉邦」「新選組血風録」
池波正太郎「剣客商売」
藤沢周平「隠し剣」シリーズ
ほぼ歴史小説。三国志は特にお気に入りで、小学生の頃から愛読してました
隠し剣シリーズは短編集で、映画化や映像化もされています。「隠し剣 鬼の爪」が有名かな
ニャーオ
懐かしいな。自分は小学校の図書室にあった『ズッコケ三人組』が始まりだな。
あとは兄貴が買ってたゲームブックだね。小説なのに選択肢を選んで、時にはサイコロを振ったり、ゲームオーバーになったりと。特に記憶に残ってるのは『ドラゴンクエスト』『高橋名人の冒険島』『ジーザス』『ジュラシックパーク』辺り。
窮敏
アイゼンバーグさん、ハインツ・ベルゲさん、ニャーオさん、多玖さん、西行法師さん、ありがとうございます!
過去に見たことのある名前や少しも見たことのない名前も連なって、
心が段々とピョンピョンしてきました。ありがとうございます。
⚫︎物干竿⚫︎
デルトラクエスト
小学生の時にこれ読んでから小説の類見るようになった。マンガ化やアニメにもなった時は少し感動した。
ザ謎解き冒険ファンタジーの王道的な作品でファンタジー好きなら一回は読んで損は無い。
梨朶
人狼ゲームシリーズ
知り合いや全く知らない人と共に拉致されてきた女子高生が、強制的に命をかけた人狼ゲームをさせられる話です。(1作目)
シリーズ作品ではありますが、1巻ごとに完結(一部を除く)しているので、どの巻を読んでも大丈夫です。
数年前に読んだので記憶があいまいなのですが、
登場人物同士の駆け引きにハラハラドキドキしながら
何回も読みなおした覚えがあります。
デスゲーム系の作品にハマったきっかけで、私の中で印象深い作品の1つです。
ユートビアー
・ダ・ヴィンチ・コード
映画にもなったシリーズの第一作で、ミステリー・サスペンスでアクションも素晴らしい作品です。
・人間失格
この作品のテーマを作者太宰治は別の作品でも、取り上げてますが、生々しい太宰の半生を完全なストーリーとして完成されているのはこの作品だと思います。
・沈黙
映画にもなっている遠藤周作の代表作の一つ。
江戸時代初期の九州に流れ着いたカトリック宣教師がたどることになる過酷な試練とその結末に息を飲みました。
・仮面の告白
自らの性癖とそれに関わる追憶とを完成された文体と冷徹なまでの観察眼で綴った三島由紀夫の文壇デビュー作です。
多分好き嫌いが分かれるだろう作品ですが、あえてオススメしておきます。
RABE
まず一つ挙げるとするなら『バトル・ロワイアル』ですかねえ、原作小説と映画を見ましたが、小説の方は描写がエグすぎて途中で吐き気を催すほどでした。
読んだ時が中学生の頃だったので、作中で死にたくないという当然の欲求や、それまで同じクラスだった友人達との殺し合いという状況で疑心暗鬼に囚われる中学生達と、内容はとんでもなく衝撃を受けましたね。
それでも映画は2001年の邦画興行収入ランキング3位、日本以上に海外で評価されてますし、狭まっていくエリア、手に入る武器は運次第、最後の一人になるまでの殺し合いというルールは『Apex』や『PUBG』といったゲームにも影響を与え、デスゲーム物の先駆けとも言える作品です。
空浜
重松清『小学五年生』
短編集。高校の国語の教科書に一部が載ってて、少年の心理描写の緻密さに感動した。教科書に載ってたのは少年が入院した母のお見舞いのためにバスに乗る話。
折原みと『緑の森の神話』
普通の少年が異世界へ呼び出され冒険する話。今思うと中々見ないくらいベタな勇者召喚ものだけど、登場人物である少年少女の心の機微を重視した美しい作品。
中高生よりもさらに幼い、小学生の少年が主人公だからこその素直な心理描写が心に響く。
ディック・キング=スミス『学校ネズミのフローラ』
勉強好きな変わったネズミ・フローラがこっそり小学校の授業を受け、その知識を使ってネズミを駆除しようとする人間から仲間を守る。フローラが可愛い。
飯田貴子『あやつられた学校』
(この学校、なにかがおかしい。)主人公のダイナが転校してきたのは、異常なほど統率された学校だった。校長先生が催眠術で生徒たちを支配していることに気づいたダイナは、仲間達と共に校長先生の野望を挫くべく行動する。
マルゼ
懐かしい作品が沢山並んでいますね。まるで心の中の図書館のようだ。
私も一つだけピックアップするなら、神林長平さんの『戦闘妖精・雪風』シリーズですかね。
機械のように冷たい心を持った主人公が、物語が進むごとに垣間見せる人間性が素晴らしい。
引っ越しても手放さずに持ち歩く程に好きです。
他にも学生時代には上橋菜穂子、宮部みゆき、村上春樹、京極夏彦あたりを読み漁った思ひ出。
かのと
そして誰もいなくなった
超有名古典推理小説。でも、読んだことない人が結構いる。
読んだことなかったら読んでみて欲しい。
記憶なくして読み直したい一冊
十角館の殺人
叙述トリックで有名で、アニメ化したAnotherの作者の綾辻先生の推理小説。
記憶なくして読み直したい一冊。
星の王子さま
原題は小さな王子さま。大人のための絵本。
記憶があっても読み直す一冊。
Twelve Y.O.
ガンダムUCで有名な福井晴敏先生の初期作。
亡国のイージスも好き。
白い巨塔
説明不要の医療を舞台にしたクライムノベル。
自分は唐沢さんが主演のドラマ見たあと、小説にも手を出しました。
イワサン
東川篤哉『烏賊川市(私の嫌いな探偵)』シリーズ
東野圭吾『探偵ガリレオ』シリーズ
ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』
フィリップ・K・ディック『高い城の男』
おすすめです。
特に上2つは推理小説の入りとしては読みやすい傑作ですし、下2つは西洋SFの入り口だと考えています。
山田治朗
皆さん色々と紹介しているなと思ったので今となっては小学生以下の子供には読ませたくないマイナーな名作を一つ
上野瞭の児童文学巨編
『ひげよさらば』
児童文学ながら、コレを読んだ後なら、鉄血のオルフェンズについて「最終的にミカも死んだし鉄華団も汚名を背負ったけど、ミカの血が引き継がれたし、火星の未来に希望が持てるようにも思えるから希望に満ちたハッピーエンドじゃね?」と思えるレベルの極悪な内容。
はっきり言って、こんなのを児童文学カテゴリで発表した作者と出版社は頭おかしいし、実際の番組のストーリーは内容を大分改編して文句の付けようのないハッピーエンドになっているとは言え、こんなのを原作にNHK人形劇として放映したNHKは無責任すぎる。(NHK人形劇の視聴対象である小学生が原作読んだら、鬱になること確実)
でも、児童文学にあるまじき中盤からの展開を耐えきれるなら、文句なしに面白いし読後の満足感もかなりのもの。
他の人が『昭和を舞台としたネコ版「龍が如く」』と称しているのを見て存外妥当な感想かもとも思った。
ただ、読もうという際に巨編と言うだけあって、ハードカバーの巨大かつ分厚い書籍であり現在で5000円とクソ高いのも難点。
実際の内容に軽く触れると ナナツカマツカという土地での野良猫たちと野犬たちの生存を掛けた抗争の物語です。
味音ショユ
殊能将之『ハサミ男』
ミステリーです。
ちょっと説明しようとするとネタバレになりそうなので何も言いませんが、読んだ時間違いなく衝撃を受けると思います。
ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』
名前は知っている方も多そうですが、読んだことはなさそうな人が多いので。
正直、結構長いですがそれに見合う内容だと思います
スカイキッド
すでに他の方も紹介していますが、有川浩の『塩の町』『空の中』『海の底』は特に印象に残ってますねー。本を読んで泣くという経験を人生で初めてしたのがこの三作品のシリーズでした。
同じ作者の『図書館戦争』シリーズも昨今の表現規制問題もあってかなり印象深いです。
路傍の石
・穴 (ルイス・サッカー)
・ロボットカミィ
・ネシャン・サーガ
・ゲド戦記
・ダレン・シャン
・ハリーポッター
・子鹿物語
・冒険者たち ガンバと15ひきの仲間&ガンバとカワウソの冒険
・トム・ソーヤーの冒険
・赤川次郎の「幽霊」シリーズ
・江戸川乱歩の怪人二十面相や少年探偵団シリーズ
・貴志祐介「青の炎」
・J・R・R・トールキン「指輪物語」
いくつか重複しているものもありますが、今手元になくてもタイトルを思い出せるくらい面白かったと記憶しています。
3.141592
一瞬の風になれ
かがみの孤城
凍のくじら
天と地の方程式
子どもたちは夜と遊ぶ
スロウハイツの神様
辺りですね特に辻村深月さんの作品は繋がっているところがあるので
それを探しながら読むのも面白いですよ
なつかぜ
小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~
なんてどうですか!?
一物語として完結しているのでディケイド本編を知らなくても十分に楽しめますし、本編を知っていれば読んだ後の考察が非常に楽しくなりますよ!
本編と本作の設定の違いに関しては
https://www.pixiv.net/artworks/52173448
これ↑を見ればある程度納得できる答えが返ってくるかなー、と思います。(両方視聴してからの閲覧をお勧めします)
一ノ瀬輝瑠
『 獣の奏者』が印象深いなぁ
大分前のNHKアニメみて小学校の図書館で借りて読んでた思い出よ。結局、全巻買った上で外伝まで買ってしまったしw
そっから精霊の守り人とか鹿の王とかの上橋菜穂子さんの小説読んだけど、どれも世界観が素敵やし、すっごく面白いのでおすすめですね
三毛猫@読み専
「ドリトル先生アフリカゆき」をはじめとしたドリトル先生シリーズ
動物の言葉を解せるドリトル先生と、彼と一緒に暮らしている動物たちの物語
個人的に「岩波少年文庫版(挿絵が作者のヒュー・ロフティングのもの)」が一推し
居居
ベルガリアード物語及び続編のマロリンオン物語シリーズ
少し古いファンタジー小説(そこそこ有名?)
若き少年が旅に出て自身の出生の秘密や神々の戦いなどに巻き込まれて行く話し
各々の得意分野があるパーティが良いし、キャラの掛け合いとかにすごく影響を受けた気がする。
ふゆはら
有川浩先生と、福井晴敏先生、私も好きです。どちらも凄くハマりましたね……
有川浩先生なら、前述の『海の底』の他に、『クジラの彼』(海の底含む自衛隊三部作キャラも出る)や『ラブコメ今昔』という短編自衛隊ラブコメ集もオススメです
福井晴敏先生なら、『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』、『6ステイン』という亡国のイージスの主人公の前日譚も収録された短編軍事というか諜報小説集もオススメです
後ミリ系なら、村上龍先生の『五分後の世界』も、地上戦の様子がエグくて好きでした
その他、ハードボイルド小説も好きです
大沢在昌先生の『新宿鮫』シリーズや『アルバイト・アイ』シリーズ
楡周平先生の『朝倉恭介』シリーズ、『レイク・クローバー』
藤原伊織先生の『テロリストのパラソル』や『てのひらの闇』シリーズなど
後は、違う系統になりますが、宮部みゆき先生の『ブレイブ・ストーリー』(長編ファンタジー小説)
児童書なら、池田美代子先生の『妖界ナビ・ルナ』シリーズが好きでした!
白鮭
夏見正隆先生の『レヴァイアサン戦記』とその続編の『わたしのファルコン』かな?
戦後東西に分かれた日本で、キム・〇ョンイルに似た独裁者が宇宙を航行する未確認飛行物体を
核兵器で撃ち落したら、それが太陽に捨てる予定の怪獣とAI制御の宇宙船だったと言う、
ぶっ飛んだストーリーから始まる戦記物(?)です。
特に東日本共和国の独裁者、山多田大三のキャラクターは凄いの一言です。
剝製
題名――夏子の冒険
著者――三島由紀夫
全体的にコミカルで、主人公の夏子が惹かれる青年は、恋人を熊に殺され仇討ちに行く若者という設定。
題名――有頂天家族
著者――森見登美彦
狸がかわゆい。二作目では赤玉先生の息子(二代目)が帰ってくる
題名――姑獲鳥の夏
著者――京極夏彦
言わずとしれたレンガ本。百鬼夜行シリーズは物理的な重量感に衝撃を受けた。
題名――ユー・アー・マイン
著者――サマンサ・ヘイズ
最後まで読めた海外小説の数少ない一つ。
題名――ねずくんのチョッキ
著者――なかえよしを
又貸しの連鎖に子供ながらにねずくんにかわいそうになった
RABE
色々と学生時代を思い出したので幾つか紹介します。
『NO.6』
あさのあつこ先生の近未来SF、ディストピア小説。理想都市たるNO.6に住む少年紫苑と、謎の少年ネズミとの出会いから始まる、都市の裏側に隠された本質と秘密を探り解き明かしていく物語。
『創竜伝』
『銀河英雄伝説』や『アルスラーン戦記』と並ぶ田中芳樹先生の代表作。竜の生まれ変わりたる4兄弟による伝奇アクション小説。竜の力を狙う人間や人外との戦いに心躍りました。
『都会のトム&ソーヤ』
自称「どこにでも居る平凡な中学2年生」内藤内人(サバイバル能力がずば抜けている)と、学校始まって以来の秀才と言われる、大財閥「竜王グループ」の一人息子でグループの跡取り、竜王創也の、一見して何の繋がりもなさそうな二人がひょんな事から出会う事によって始まる冒険を描いた物語。なんだかんだと良いコンビな二人の見ていて楽しい作品です。
『万能鑑定士Qの事件簿』
Qシリーズと呼ばれる作品の第一部、『面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ』というキャッチフレーズの通り殺人事件などは起きず、それでも知らなかった分野の知識をもとに推理がされていく事に、キャッチフレーズ通り知恵がついていく推理小説でした。そして割と当時の時事ネタが多い作品でもあります、今となっては懐かしい気持ちで読める作品です。
アスラン・ザビ
メジャーですけどジョージ・オーウェル著の『1984』ですかね。
荒廃したディストピアな世界観でSFチックでありながら割と共産主義もとい全体主義が世界で主流になったらこうなりそうというような現実味のある、そしてプロパガンダや情報操作のような政治的なもの、そんな世界で希望をもってる主人公とその周りの人間関係や考察も楽しめるかと思います。ちなみに自分がこれを知ったきっかけは某ステルスメジャーの曲を知ってからです。
最も作者のオーウェル自身が戦争体験者でありスペイン内戦にも兵士として出ていたりとそういう雑学的なところもまた面白いですね。映画も古いながらありますしいろんな出版社が『1984』を出版もしてたりしてますのでいろいろ見ても良いと思います。
暗算
著 レイ・ブラッドベリ 『火星年代記』
レイ・ブラッドベリの最高傑作と呼ばれている一作。火星を舞台に当時のアメリカを風刺した一冊。
著 渡辺清 『戦艦武蔵の最後』
日本帝国海軍が最後に行った決戦であり戦艦武蔵最後の戦闘ともなったレイテ沖海戦に武蔵乗り組みの機銃員として参加した作者が体験したことをまとめたもの。グロ注意、の一言では表せられない程の凄絶な一冊。
著 アドルフ・ヒトラー 『我が闘争』
ヒトラーは少なくとも一度はドイツ人に支持されて政権をとったが、その選んだドイツ人たちが何を思ってヒトラーを選んだのかが透けて見える一作。本としての出来は正直微妙だと感じたが、現代にも通じるところがある。
著 カール・フォン・クラウゼヴィッツ 『戦争論』
現在でも各国の士官学校で教材として使われる「戦争とは何か」を理論的に考えた一作。「戦争とは、政治で行われる様々な行動の延長線上にある」という考え方が有名。
もう一つラノベのレーベルから出てるけど自分はこのシリーズは風刺小説としての面が強いと思うので。
著 時雨沢恵一 『キノの旅』シリーズ