この世界には、戦闘機があって、飛竜がいて、そして、戦争がある。

 雷鳴のごときジェット排気、耳を劈く獣の咆哮、そこにあるのは正義などではない、ただ狩る者と狩られる者、喰う者と喰われる者、撃墜されればそのもの死、ただそれだけ。そのはずだった。
 新たな脅威が現れたとき、暗闇に“彼ら”が蠢くとき、パイロットは、傭兵達は与えられた役目を、最後の権限を目覚めさせる――
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