最果ての島

 世界の果てにある小さな小島にはロブスター族と呼ばれる亜人がひっそりと暮らしていた。

 彼らは果物を好み極少数ながら平和に暮らす心優しい者達だ。
ある時は後に聖王となる人間に力を貸し、またある時は悪名高い海賊ブラック達と友になった。

 そして彼らは魔貴族の一角フォルネウスの住処、海底神殿の場所を知っていた為、フォルネウスに刺客である水龍に島の土台を削られ、島と友には最果てへ沈んだ。
 
 ロブスター族の一人ボストンは最果てへ沈む中少し前に海上移動要塞バンガードで来た者達を思い出す。

「わたしもバンガード乗せてくれないかな?」

 そう言ったボストンだが彼らは先を急ぐのでボストンを乗せる事は無かった。

(冒険に出てみたかった)

 島と運命を共にするのに後悔は無い。ただあるとすればそれはそんな思いだっ

アンチ・ヘイトは念のため。