出会い。
 それはいつだって突然で、しかし必然で、心の準備など出来てもいなくて。
 なのに時間だけはいつもマイペースで、急いでくれなければ待ってもくれない。
 誰にでも平等で、でも不平等で、無責任で。
 一瞬のように過ぎて行く中と言うのは、ある種の閉塞感があって。
 何かが変わるきっかけはどこにも無くて、でもどこにでもあって。
 それを見つけられるかどうかは、自分でも分からなくて。
 あぁしよう、こうしようと思い浮かべたところで、実際の前にはそんなことに意味はなくて。
 だから結局は手探りで、いきあたりばったりで。
 大成功で上手くいくかもしれないし、大失敗で取り返しがつかないかもしれないし、あるいは何も変わらないかもしれない。
 それでも、一歩を踏み出さなくては変われるものも変わらない。
 それをどうするかを決めるのは、自分だ。

 たった一歩。

 何気ない傾きひとつが、繋がり合って、重なり合って、やがてそれがひとつになるかもしれない。

 これは、一人ひとりの想いが何かを変え、『響き合う』物語である――。


 ※Pixivにも掲載しております。

 こちら、表紙絵のイメージです↓


【挿絵表示】

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