黄金の樹年代記~ある家に伝わる家系史あるいは妄想に満ちた偽史
作者:フォン・セテム
原作:銀河英雄伝説
タグ:オリ主 残酷な描写 独自設定 偽史 ゴールデンバウム家 銀河帝国 オリキャラ
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「陛下、この文書は新帝国暦14年、当時の学芸尚書ゼーフェルト博士により提出された「ゴールデンバウム王朝期における歴史観からみた西暦以来の歴史と、ゴールデンバウム家の起源に関する覚書」から、この度民間向けに出版された小冊子であります。」
新王朝確立といわゆる「獅子帝戦争」による銀河統一の結果、旧自由惑星同盟領の銀河連邦期のロストコロニーに残されたアーカイブや、旧フェザーン自治領、地球自治領などで得られた資料と旧王朝に伝えられていた資料などで構成した報告書として提出されたが、資料の出自など学問的に正確ではなく、その点は批判された。
「学芸尚書、この報告書は偽書をもとに書いた偽史という評価と聞いている。故にゼーフェルトは失脚したと。今更なにゆえ再出版するのだ?」
だが、ゼーフェルト学芸尚書は資料の学問的信憑性より、ゴールデンバウム家に伝えられ理解されていた史観をまとめたものだと言う位置付けとしている。
「仰るとおりですが、ゼーフェルト学芸尚書の意図は史実の分析ではなく史観の分析であると臣は愚考いたします。学芸省といたしましては新王朝の学問における開明政策を示し、陛下の開明的な治世の一助とせんことを願い出版の許可を得たいと上奏いたしました。臣はこの文書が自由帝政たる新王朝の学問的自由につながり、かつ失脚されたゼーフェルト前学芸尚書閣下の名誉回復となることを願っております次第です。
前尚書閣下は前王朝の歴史的事実を公正な視点で再構成し、イデオロギーに曇らされた歴史学の浄化と発展に尽くしました。無用な誤解により名誉を損なわれたゼーフェルト前学芸尚書閣下の一助になればと愚考いたす次第であります。願わくば陛下の御慈悲と賢明なる御裁可を頂きたく思います。」
「うむ。学芸尚書の言や良し。良きに計らうよう。母上にも良きよう伝えておこう。」
新帝国暦28年帝都フェザーン
学芸尚書フェルディナント・ラーテナウとアレクサンドル・ジークフリート帝の会話より。
本作は学芸尚書レオポルド・フォン・ゼーフェルト博士の報告書「ゴールデンバウム王朝期における歴史観からみた西暦以来の歴史と、ゴールデンバウム家の起源に関する覚書」をもと学芸尚書フェルディナント・ラーテナウ博士が民間向けに再構成した小冊子とという体裁です。
長編にはならないつもりです。
初心者にて初投稿です。悪しからず宜しくお願いいたします。
新王朝確立といわゆる「獅子帝戦争」による銀河統一の結果、旧自由惑星同盟領の銀河連邦期のロストコロニーに残されたアーカイブや、旧フェザーン自治領、地球自治領などで得られた資料と旧王朝に伝えられていた資料などで構成した報告書として提出されたが、資料の出自など学問的に正確ではなく、その点は批判された。
「学芸尚書、この報告書は偽書をもとに書いた偽史という評価と聞いている。故にゼーフェルトは失脚したと。今更なにゆえ再出版するのだ?」
だが、ゼーフェルト学芸尚書は資料の学問的信憑性より、ゴールデンバウム家に伝えられ理解されていた史観をまとめたものだと言う位置付けとしている。
「仰るとおりですが、ゼーフェルト学芸尚書の意図は史実の分析ではなく史観の分析であると臣は愚考いたします。学芸省といたしましては新王朝の学問における開明政策を示し、陛下の開明的な治世の一助とせんことを願い出版の許可を得たいと上奏いたしました。臣はこの文書が自由帝政たる新王朝の学問的自由につながり、かつ失脚されたゼーフェルト前学芸尚書閣下の名誉回復となることを願っております次第です。
前尚書閣下は前王朝の歴史的事実を公正な視点で再構成し、イデオロギーに曇らされた歴史学の浄化と発展に尽くしました。無用な誤解により名誉を損なわれたゼーフェルト前学芸尚書閣下の一助になればと愚考いたす次第であります。願わくば陛下の御慈悲と賢明なる御裁可を頂きたく思います。」
「うむ。学芸尚書の言や良し。良きに計らうよう。母上にも良きよう伝えておこう。」
新帝国暦28年帝都フェザーン
学芸尚書フェルディナント・ラーテナウとアレクサンドル・ジークフリート帝の会話より。
本作は学芸尚書レオポルド・フォン・ゼーフェルト博士の報告書「ゴールデンバウム王朝期における歴史観からみた西暦以来の歴史と、ゴールデンバウム家の起源に関する覚書」をもと学芸尚書フェルディナント・ラーテナウ博士が民間向けに再構成した小冊子とという体裁です。
長編にはならないつもりです。
初心者にて初投稿です。悪しからず宜しくお願いいたします。
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