──我らが望みを、断ち切ろうとも。これは三國志に記されぬ、聖杯戦争。

 建興十三年(二三五年)、成都。蜀漢を導いた丞相にして稀代の軍師・諸葛孔明は、先年に志半ばで世を去った。 
 蜀漢の京師、成都に召還された若武者・姜維伯約は、師たる大軍師の死の陰で起こる動乱に巻き込まれ、今や明日をも知れぬ身の上である。
 数奇な因果から血風荒ぶ殺し合いに巻き込まれた彼は、白皙の少女に導かれ、諸葛孔明の遺したという"天罡の儀"に身を投じる。
 奇跡を希う七人の御主(マスター)に、英霊豪傑の霊魂たる七騎の從者(サーヴァント) 。
 万能の願望器たる天罡を賭けて相争う七人七騎の主従の決戦が、ここに始まる。

 「── 案ずるな。この乃公(オレ)が、お前の從者(サーヴァント)だとも」


 初投稿です。感想やお気に入りなどいただけるとモチベーションになります。
 Fate/SRの世界観をベースに公式・オリジナルキャラクターが混在しています。
 公式との設定の乖離につきましては、Fate正史とは異なる剪定事象としてお読みいただけるとありがたいです。
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ