天才。
それは彼女の為にあった言葉だ。

生まれた時より、多くの才能を持ち、それは体と共に成長し続けた。
彼女の近くには、彼女とは違う分野にて天才と呼ばれた人類未踏の男がおり、彼女が自分で気づくことは無かったが、彼女は紛れもなく天才であった。

故に、彼女は自分よりも古き時代を生きる天才の想いを受けてしまう。
そうと望まずとも、彼女の才能が、彼女を希望の光として、天才たちに見せていた。

それが不幸なのか。幸福なのか。
それは誰にも分からないが、世界は彼女という希望に向かって多くの願いが向けられている。
後はただ、彼女がどう返すか考えるだけなのだろう。

全10話 完結済み
3日に1話更新予定(12時頃投稿予定)

☆☆本作は願いシリーズと銘打っておりますが、世界観を共有しているだけですので、単独でも楽しめる作品となっております。☆☆
その為、特に気にせずお読みいただけますと幸いです。