指揮者の道を歩む青年、小日向湊人。
彼は留学先の英国にて特異災害『ノイズ』に被災する。
目の前で散る命と散ろうとする自らの命に、彼は生を強く渇望する。
その際限なき生存本能に、一振りの魔槍が覚醒の鼓動をあげる。

それは一つの奏劇の始まりを告げる。
奏劇は舞台を移し広げ、その音色は西風に乗る。
また一つ、鼓動が消える。
また一つ、鼓動が生まれる。
奏劇は演目を変えて終わり始まる。

世界に広がる鼓動は一つに束ねられ、終演の胎動を奏でる。
その指揮を紡ぐのは果たして────
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