短編のアレから独立させてみました。


※此処からあらすじ。


 本来あるべき道は、何処から途もなく現れた『兄』が手にし『弟』は一度全てを失った。
 親しかった友も――
 両親も――
 初恋の人も――
 何もかもが『兄』へと意識を向けられ、それまでが全て幻想だったかの如く『弟』は見向きもされなくなった。

 しかしそれでも『弟』は腐らなかった。
 見向きもされなければ、見て貰える程に強くなれば良いという愚直な考えを元に、彼は周囲のから向けられる嘲笑ですら『見てくれてる』とポジティブに考えながら自己を高めた。
 前向きに。
 直向きに。 
 決して心を折らず曲げずで己の道を歩き続けた結果――


『キミ、僕のバックアップをやらない?』


 とあるの人外と出逢い、後に師匠と慕う事になる彼女から全てを叩き込まれた。
 そして今や『兄』が持ち、本来なら『弟』が持つべきだった力とは別の力へと目覚め、地の底から這い上がった事でとある学園の生徒会長となった。

「今日から貴様等の生徒会長となった兵藤一誠だ」

 悪魔が蔓延る駒王学園生徒会長・兵藤一誠。
 本日も本気で――『生徒会を執行する!』
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