幸せになるためにだったら、殺人鬼にでもなってやる。

 灰被りエラ。あるいはシンデレラ。もしくはサンドリオン。ある童話に出てくる特定の少女の名。
 灰とは贖罪の象徴。何かを燃やし、そのあとに残るもの。贖罪の末の幸福はあり得ても、贖罪の最中の幸福は誰にも認められない。
 だが灰を被った令嬢はそれをこそ求めた。幸せになるために。恵まれない自分に、幸せを。例えどんな手段を使っても、最期に幸せだったらそれで良いのだ。

★前書き、後書きは必ず表示してください。近況報告でなく、小話が入りますので。

★殺人を推奨しているわけではありません。作品中の主人公の感情はあくまで彼女が感じていることであり、全ての人に当てはまるはずのないものです。いついかなる場合であっても、殺人は赦されないものです。