※この作品は「Arcadia」の方にも投稿してあります※
EGF、ヴェニデ、シリウス・シリウス・エグゼクティヴスによる戦争は『財団』を名乗るものの手により混沌の渦と化していた。UNACの暴走を皮切りに各地に出没するようになった特殊兵器。タワーをめぐる争いの中で、一時的に休戦協定が結ばれたかに思われたが、議論は決裂。三大勢力の争いは、今だに続いている。

 “男”はかつて傭兵だった。来る日も来る日も戦い続けていた。死神と畏怖されるまでの圧倒的な強さ故に強さだけを追い求めた。ある日拾った孤児に自分自身の後継者あるいは補佐を務められるように教育を施した。孤児はやがて男に反旗を翻し、男の大切な人やもの全てを焼き尽くして去って行った。暫くの後、孤児は“男”の前にあらわれた。敵となって、あらわれた。
 その昔死神と呼ばれた男と、死神になった孤児。EGFが進めるホッカイドウ攻略作戦と、ちらつく怪しい影。評決の日(ヴァーディグト・デイ)が来るそのときまで、あるいはそのあとになっても、人の姿を模した兵器を駆る戦士たちは戦場へと繰り出していく。

 「愚かさか、可能性か」
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