中国のとある場所で発光する赤児が生まれた。そこから様々な場所で『超常』が発見されるようになり、ソレが日常になっていった。

 俺は人並みの生活と、優しい両親に加え、2つ上の兄がいた。一般的でありながら、小さな幸せで笑い合える。そんな恵まれた生活は、俺が小学生になったと同時に消え去った。
 ヴィランによる犯罪の増加。個性により規模が大きくなり、死傷者も多数出た。その中に、俺の両親と兄さんがいた。

 今でこそヒーローが憧れの存在であり、神よりも助けを祈ってもらえる存在である。しかし、俺は助けてもらえなかった一人だ。
 両親の結婚は望まれていたものではなかったらしく、俺は親戚をたらい回しにされ、誰一人として俺を守ってくれようとはしなかった。ただただ、あの日、家族が俺の目の前で瓦礫に埋もれていった姿を思い出し、自分の無力さと、家族への恋しさで声を殺して泣くことしかできなかった。



 ただ、そんな俺に手を差し伸べてくれたヒーローがいた。



 俺に戦う術と、俺自身に志を与えてくれたヒーローに近づく物語。それが、輝神機(かがやきしんき)のヒーローアカデミアだ。
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