空が夕闇に染まる中、赤い一輪の花が怖いほど美しい巨木の下で揺れている。まるで誰かのために供えるように...

 僕はその花を供えたであろうたったいま別れようとしていた青いリボンを付けた、黄金色の髪の少女の背中に大きな声で叫ぶ。

「絶対に、君たちを助けてみせるから!2人が一緒に生きて笑って別れられる未来にしてみせるから!だから..だから待ってて欲しい!約束するよ..」

 自分が少女にとって可笑しなことを言ってることはわかってる。無理難題を言ってるのはわかってる。

だけど目の前の少女には嘘はつきたくなかった。

 振り返った少女は最初は困惑した表情を浮かべていたが、次に微笑んでこう言った。

「じゃあ約束です、お兄さん。私はずっと未来で待っています、必ず来て下さいね」

その言葉を聞いて、“今一度”僕は心に決めた。
『必ず2人を生きて一緒に、笑い合って別れられる未来に届けてみせる』と...

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 この話は救いの無さ過ぎる本編のユイとハルをどうしても救いたいという私の想いから書きました。
 
・この作品は原作の深夜廻の前日譚と小説版を軸にしています。そしてこの作品は文のみだととても時系列がややこしいです。なんとか分かりやすく書くつもりですが、分かりにくいと感じたならばコメ欄等で言って下さい改善します!ただこの時系列は後半に結構繋がってくるのでなんとか耐えて欲しいって言うのが少しばかりの私の我が儘です・・・。
 
・次にこの作品は夜廻シリーズをオリジナルキャラで描くオリジナルストーリーです。あくまでオリキャラが主軸なのであしからず。(ですがオリキャラがずっとメインという訳ではないのでご安心を)

・そして私小説投稿初なのでミスが色々あると思います。あとから内容を少し変更したりするかも知れないですのでそこもご了承下さい。

・最初は時系列がわかりにくいと思うので下に書いておきます。
あらすじ:原作本編エピローグ辺り
プロローグ:原作本編プロローグ辺り

(少し追記)
・この話は私の自己満です!ここは譲れません!なのでこの話では夜廻シリーズの二次創作ですが、夜廻シリーズの1ファンが勝手に書いた『夜廻風の小説』としてお付き合い下さい!
プロローグ
  『再会するために夜を越える』()
本編序章
  壱ノ夜 「僕は再会、君は初会」2024年12月10日(火) 07:14()
  弐ノ夜 「大抵の嘘と呟く真実」2024年12月23日(月) 02:17()
  参ノ夜 「戻りたい過去と離れない後悔」2025年02月01日(土) 21:58()
  肆ノ夜 「虚構の記憶は幻か否か、それとも失った過去か」2025年02月09日(日) 23:23()
  伍ノ夜 「その眼に映るものは・・・」2025年04月07日(月) 04:51()
コトリ様調査記録編
  1 答えを求めて僕は歩く2025年01月26日(日) 10:58()
  2 望む願いはずっと叶わなくて2025年02月25日(火) 00:05()
  3 『ごめんなさい』2025年03月02日(日) 18:21()
  4 無限ループの直路:前編2025年03月20日(木) 22:59()
  4.5 語らい:少年は星に夢を見る2025年05月07日(水) 07:43()
  5 無限ループの直路:中編2025年06月11日(水) 22:21()
  6 無限ループの直路:後編()
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