一人の子がいた。その子は、周囲から出来損ないと揶揄されていた。
 魔法の才能もなし、異能力もなし。剣術・弓術・武術・戦術知識もほぼ皆無だった。だからこそ子は、出来損ないだった。
 子は空を見上げた。天使が舞い降りてきて、自らを救ってはくれないかと。

 一人の天使がいた。その天使は、周囲から出来損ないと揶揄されていた。
 運命で繋がる一人の人間もいない、能力も周囲より劣っている。知識はあれど、それを上手く活かせない。
 天使はふと地上を見た。ふと見てみれば、自分と運命で繋がった人間がいるのではないかと。

 これは、様々な分野で「欠けている」、運命で繋がった二人の物語。


 タグの「R-15」は保険です。保険……と言ってもいいのか。
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