希望的観測と注記された時刻表。
ガスタービンエンジンが爆音を上げる最高時速220kmの特急列車。
爆破と掘削と不意の銃撃戦が日常茶飯事の魔の路線——ハイランダー鉄道学園ゲヘナ線区。

その地獄の現場を束ねるのは、ハイランダー鉄道学園3年・治安維持長の士方リョウ。
仲間想いで苦労人の彼は、今日も今日とて過酷な現場で保線員や凄腕運転士とともに汗を流している。
そんな彼の願いはただひとつ——「何が何でも17時(定時)に退勤すること」であった。