水上学園都市『六花』。

 そこに存在する六つの学園には開発者が同じとされる純星煌式武装が2機ずつ、管理されていた。

 その名は『ゾディアックシリーズ』。
 
 名前が指すように黄道十二星座の名を関する12機の純星煌式武装だ。
 しかし、その純星煌式武装は起動すらせず、眠ったままの状態を維持していた。これにより、その開発者はウルム=マナダイトの無駄使いをしたのではないかと批難されるが、12機の純星煌式武装はそのまま各学園預かりとなっている。詳細は不明だが、起動すれば問題なく使えると開発者が断言したからである。但し、その起動方法は教えないまま。

 場所は打って変わってアルルカント・アカデミー。
 そこに在籍する実践クラスの生徒の1人が獅子派にて研究クラスに混じって武装開発に着手していた。実践クラスであるにも関わらず、在学中に覚えたという知識を武器に研究クラスに殴り込み、獅子派筆頭『カミラ・パレート』にも一目置かれていた生徒だったが、所詮は実践クラス。己の目的が達成されると同時に獅子派を脱退する。技術的な問題ではない。

 彼が、欲していたのは自分専用にカスタマイズした煌式武装だったのだ。それが形になった以上、獅子派に属する理由がないと判断した彼は、筆頭の前で脱退を宣言した。

 そして、どういう巡り合わせか…彼は、彫刻派の一員となって表舞台へと上がろうとしていた。己でカスタマイズした煌式武装…『星』を持って…。

 これは、アルルカント・アカデミーに在籍する1人の実践クラスが紡ぐ物語。
 『星』と共に駆け抜ける、そんな彼の物語。



 てなわけで、前々から書きたいなと思ってたアスタリスク二次でございます。
 他の作品の息抜き感覚で書いてはいますが、原作読みつつも独自の展開を考えておりますので、その辺はあしからず。
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