宇宙歴七九五年、帝国歴四八六年。銀河に進出した人類が、ゴールデンバウム王朝銀河帝国と自由惑星同盟の二大陣営に分かれて戦い始めて百五十年。ただひとつの要素が現れたため、戦況は膠着から自然停戦の様相を呈していた。
その年の八月。ヤン・ウェンリー中佐は、自由惑星同盟大使館の駐在武官として、『銀河帝国』の『帝星』にいた。
※らいとすたっふルール2015年改訂版に従って作成されているはずです。
※※ 2026 2/19 申し訳ありませんが、しばらく更新はなくなります。 一章あとがきにちょっといいわけを追記してます。
宇宙暦796年/帝国暦487年のアスターテの戦いは戦力的には同盟にとって不利なものであった。帝国軍一万に対し、同盟軍は六〇〇〇。同盟軍は数の不利を補うため旧式艦をかき集めて帝国に立ち向かう。一方の帝国もまた同盟との戦いへの手詰まり感の中にあった。両者はそれぞれに策をこらし、それぞれに勝利と敗北を重ねる。だがこのすべては正史にはない改変された歴史だった。▼※タ…
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