魔王が討伐され、世界には光が満ちた。

空を覆う暗い雲は晴れ、人々の顔には生気が戻った。
勇者一行を称える声は途切れることはない。

望めばどんな願いでも叶えられたであろう勇者一行の四人は、王になにも望まなかった。
各々が世界に散らばり、ただただやらなければいけないことを日々こなしている。

勇者は引き抜けない聖剣を腰に下げ、明るく笑いながら安物の鉄剣を手に世界を駆ける。
そんな彼の隣には、イヤだイヤだと繰り返すも離れることのない賢者の姿。
王国一の近衛騎士は遊撃騎士となって世界を巡り、聖女は今日も王都で祈りを捧げている。

これは、そんな光溢れる世界で冒険を続ける彼らのお話。

■カクヨム様・小説家になろう様とのマルチ投稿です。