少女には何もない。
少女は、普通の人が持っているような思い出や幸せを知らない。
両親の顔さえも覚えていない。
どうして生きているのか解らない。
ただ一つだけ、自分が伐刀者 だということでだけは理解していた。
物心ついた時から持っていた、固有霊装 と能力。
使い方が不明で悩んでいた時、少女は一人の男を見つけた。
何故か知らないが、大勢の横たわっている人を見て、眉一つ動かさない青年。
自分と全く違う存在だが、共通点を一つ見つけた。
そう恐らく彼も伐刀者 。
何より、青年が右手に持つナイフが物語っていた。
最初は見ているだけのつもりだったのに、気付けば近寄り声を掛けていた。
少女は、普通の人が持っているような思い出や幸せを知らない。
両親の顔さえも覚えていない。
どうして生きているのか解らない。
ただ一つだけ、自分が
物心ついた時から持っていた、
使い方が不明で悩んでいた時、少女は一人の男を見つけた。
何故か知らないが、大勢の横たわっている人を見て、眉一つ動かさない青年。
自分と全く違う存在だが、共通点を一つ見つけた。
そう恐らく彼も
何より、青年が右手に持つナイフが物語っていた。
最初は見ているだけのつもりだったのに、気付けば近寄り声を掛けていた。