激化する深海棲艦との戦いの中で、道具のように使い潰されてゆくクローン体の艦娘たち。戦争も終盤に差し掛かった頃、彼女たちの身に異変が生じる。オリジナルの個体を残し全てのクローン体が消失してしまったのである

 【神の代行者】がこの世の理(ことわり)という名のゲームバランスに干渉し、艦娘たちは、人から生まれ、そしてランダムに艦娘として覚醒する不確かな存在へと生まれ変わっていた

 億を超える艦艇数を誇っていた艦娘たちは僅か数百体へと激減し、壊滅寸前まで追い込んでいた深海棲艦と戦力が拮抗し戦争は長期化、膠着状態に陥っていた。そして替えの利かない希少な存在となった艦娘は、それまでとはうってかわって大切に扱われるようになっていったのである

 そして深海棲艦と艦娘がこの世界に初めて姿を現してからおよそ70年後

 艦艇として、そして艦娘としての記憶を失ったまま、甲型陽炎型駆逐艦13番艦浜風が【遅れてきた最後の第二世代】として覚醒した……


 本作品は浜風をはじめとする全ての艦娘が、それぞれの物語を紡ぐ群像劇となっています

 一見、何の関係もないように思えるエピソードが、物語全体として繋がっていくような、そんな物語を描いてみたいと思います



※時系列順に掲載しています


TINAMI、暁でも掲載(更新停止中)
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