別世界の保証なし・奇跡なし・虐殺罪あり・ゲームが終われば処刑される。逃げ場のない、自らそれを捨てた茅場晶彦。空に浮かぶ鋼鉄の城があると信じてデス・ゲームを敢行したのに、そんな場所はどこにもなかった。人生の全てを命すら賭けたのに、敗北しか見えない……。
 そんなことはわかっていた。コレはただの妄想でしかない、初めからそんなものはなかった。それなのに、子供の頃からの夢だったから。それだけを求めてきたから、諦めきれない―――
 自分の望みのために他全てを殺せる。そんな非人間にしかわからないことがある。



 原作では、そんな茅場の絶望を救ったのはキリト君が見せた『奇跡』だった。けど今作では、同類の虐殺者たるPohによる救済にしてみました。

《注意》
①今作は、拙著「ソードアートクロスライン」から分離した短編です。以前書いたものを修正・加筆したものです。

②こちらはサイドストーリーですので、本編だけ見ていただいても構いません。(16/9/6現在、本編は非公開中です)

③Pohの中の人は原作と違います、別人です。
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