『ルキフグス』
魔王ルシファー家に忠誠を示す六家の内の一つの家系。

そんなルキフグス家に異端の子女が生まれた。
名はグレイフィア・ルキフグス。
彼女は古来からルシファーに尽くす家系として知られていたルキフグス家に生まれた為、『ルキフグス』の名に恥じないよう親から剣術、体術、魔術、勉強などありとあらゆる学問を身につけさせられた。

彼女が生まれて百五十年程が経ったある日の事だった。
グレイフィアは親に呼び出され、命令された。

「お前はこの家から出て行け。もう家族でも何でもない」

親にルキフグス家から追放されてしまった。
必死に何故かと問いたグレイフィアに冷たい視線を浴びせながら彼女の父親は「継戦派に属している自分が敵である停戦派に属する悪魔を討たないとは何事だ」と述べて、その場から妻を連れて去っていった。

家を追い出されたグレイフィアは行動の後自分の身に起こるであろう事象を考え、気配を消しながらひっそりと人間界で暮らそうと結論づけた。

何とか他の悪魔達の目をすり抜け、人間界へと来る事が出来たグレイフィアは新しい生活を始めたのだった。


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