「我が名は覇王、この世界を支配する王だ
…!!」
(……ってなんか本気で信じてるんだけど!?)


2025年、《大蝕災(エクリプス)》によって世界は崩壊した。

月は砕け、海は干上がり、企業が支配する超大陸《エクリプス》で、人類は異能力と共に生きていた。

それから100年後。

退屈を持て余していた青年・高峰玲は、路地裏で瀕死の少女と出会う。

軽い気持ちで“覇王ロールプレイ”を始めた彼は、少女にこう名乗った。

「俺は……覇王だ」

——だが、その嘘を少女は本気で信じてしまった。

これは、一人の青年の何気ない嘘が、やがて世界そのものを歪めていく物語。
  001 我が名は覇王()
  002 覇王領
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