世界がIS――インフィニット・ストラトスと呼ばれる完全な兵器に激震する一年前、一人の少年【愛染 朝陽】(あいぜん あさひ)はとある病院の一室で長くない余生を過ごしていた。
 何の前触れもなくISの生みの母親、篠ノ之束が朝陽の前に現れたかと思えば、連れ去られ、『ISのさらなる可能性のため。ISによる公にできない人体の影響、人がどのくらいまでISに耐えられるのか?』という実験の道具にされる。

 解放されたのは白騎士事件の最中、だが朝陽のその身はすでにボロボロであった。


 ISを世界で『二人目』に操縦することができるようになった朝陽は願う。

 ――せめて、人並みに幸せが欲しい、と。



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