ケムリ・グレイスケイルは憂鬱だった。
 元奴隷のときと比べると憂鬱の種類こそ異なるのだが。
 金髪赤眼の少女アスティと
 白銀髪灰眼の少女セスタに振り回され
 今日も命がいくつあっても足りない気分にさせられる。
 今日も願わくば来世では呪われないような死に方をしたいケムリだった。
 
 
 
 
 ※arcadia様にも投稿させていただいております。

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