龍教団クピド派の異端審問官アーデルヘイトは今日も今日とて職務に励まない。
今どき異端審問なんてものは行われないのである。時代というやつだ。
結局毎日暇している彼女は、ヴェネトリオ修道院の便利屋として過ごしていた。

この物語はそんな彼女の日々と、彼女が自身の尊厳を取り戻すまでの巡礼のお話。


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