大内義隆 × スマホの付喪神――令和の文化行政官が、西国に秩序と文化を根づかせる、内政×戦記。


【重要なお知らせ】
作者の体調不良のため、申し訳ありませんが、明日10月3日の更新をお休みさせていただきます。次回更新は10月10日を予定しております。

現在、本編の更新は毎週金曜日です。

日本の歴史と文化を愛した地方行政官が、次に目覚めた場所は、戦国時代の山口だった。それも、悲劇の文化人当主として知られる大内義隆として。

天下を望むには、彼はあまりにも無力な赤子・亀童丸だった。彼が守りたいと願ったのは、天下ではなく、すぐ側にあるもの。父に肉親を殺された過去を持つ心優しき母と、西国随一と謳われた大内文化、そして滅びゆく大内家そのもの。

唯一の相棒は、現代で使い続けたスマホから生まれた付喪神・紀理(きり)


彼女のサポートと、前世の記憶を武器に、亀童丸は観察と思索を始める。

これは、歴史の大きな流れの中で失われるはずだった美しい文化と、愛する人々を守るため、声なき赤子が静かに、しかし確かに歴史を紡ぎ直す物語である。

※本作では、登場人物の名前は 諱(いみな/本名) を基本として記しています。
 例:
 - 大内義隆(よしたか)
 - 大内義興(よしおき)
 - 毛利元就(もとなり)

 物語中では状況に応じて、幼名(例:亀童丸(きどうまる))、官職名(例:右京兆(うけいちょう))、呼称(例:御屋形(おやかた)様)などが登場します。
 ただし混乱を避けるため、目次や登場人物紹介では諱を優先しています。