1942年6月4日、ミッドウェー海戦

日本海軍の運命を決定づけた、歴史的な一日。

空母『赤城』『加賀』『蒼龍』『飛龍』。

史実では、この日、日本海軍は主力空母四隻を失うことになる。

だが、その運命の日。

空母『赤城』の上空に、一人の少年が現れた。

彼の名は、天城悠真。十七歳。

異世界に召喚され、三年の歳月をかけて魔王を討伐した、規格外の勇者である。

本来なら現代日本へ帰還するはずだった彼は、女神の手違いによって、なぜか第二次世界大戦の真っただ中へ送り込まれてしまった。

空を飛び、砲弾を消し、巨大な軍艦すら一瞬で転移させる。

そんな少年を前に、南雲忠一は何を決断するのか。

山本五十六は、彼の力をどう受け止めるのか。

そして、アメリカ太平洋艦隊は、常識を超えた存在にどう立ち向かうのか。

歴史を知る少年と、歴史を知らない軍人たち。

たった一人の異邦人によって、太平洋戦争の常識が根底から覆されていく。

しかし、当の本人が望むのは、勝利でも名誉でも世界征服でもない。

「……あの、醤油ラーメンってあります?」

これは、最強の勇者が1942年の太平洋に迷い込み、歴史そのものを変えてしまう物語。

史実の運命か。それとも、少年が切り開く未知の未来か。

異世界帰り×第二次世界大戦IFファンタジー!