世界人口の八割が『個性』という特異体質を持つようになった現代社会。そんな中で一躍脚光を浴びている職業がある。そう、ヒーローだ。
架空は現実に。誰しもがヒーローを目指し、活躍できる時代が訪れたのだ。

…本当にそうだろうか?
いつの時代も、‘才能‘というものは努力では超えられない大きな壁を作る。

いつの時代も、汗水垂らして行った過程より一瞬の‘結果’を求める。

いつの時代も、素晴らしい中身より、程の良い‘外見‘を好む。

これは、恵まれた個性に生まれなかったもの達が、ヒーローになるための物語である。
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