それは、とある遺物(ギャラルホルン)が示すもしもの世界。
 惨劇の会場に、約束を違えることなく二人の少女達が訪れていたら。
 ある少女が負う傷が、本来よりも深く危険なものであったら。
 何より―――そこに禁断の果実を携えた〝蛇〟が訪れ、少女に選択を迫ったとしたら。

 これはありえるかもしれない物語。
 人と手を繋ぐことを躊躇わない少女が、人を恐れ、誰とも手を繋がないよう武器を手にするようになった世界―――。