修学旅行でアメリカへ行くことになった上杉風太郎と、彼の同級生でもあり生徒でもある中野一花、二乃、三玖、四葉、五月。
 旅行前日、風太郎が観光地を探していると、素朴な町並み、山や湖といった自然あふれる景観が売りの小さなリゾートタウン「サイレントヒル」を見つけた。
 美しい景観に魅了された風太郎と中野姉妹は自由見学中にサイレントヒルへ訪れたのだが、そこにはサイトで見た「美しい町」の面影は無く、辺り一面が霧で覆われ、化物で溢れかえった不気味なゴーストタウンと化していた。
 突如現れては風太郎たちを閉じ込めた巨大な壁。町から消えた住民たち。執拗に迫り来る三角頭の怪物。彼らがサイレントヒルで見る真実とは……?

※グロテスク、暴力的な表現が含まれています。苦手な方はご注意下さい。

※サイレントヒル2の要素は、小説とゲームの両方を参考にしています(小説がメインです)。そのため、小説を読んだだけ、ゲームをプレイしただけという人にとっては、所々記憶と異なる箇所があると思います。
 例として二点挙げます。
例1:ゲームでは「ライングフィギュア」という名前のクリーチャーが、小説では「クネクネ」という呼称になっている。
例2:クリーチャーの解説で、クリーチャーによって小説版の紹介とゲーム版の紹介を使い分けて参考にしている。