――キミの生きる明日が欲しい。
存在が溶け落ち、灰色の泥となる現象『銘剥』。
止める方法は、己の五感を捧げること。

視界から色が抜け落ちても。
食事の味がわからなくなっても。
愛する人と繋いでる手の温もりを、感じなくなっても。

主人公のレイドは、自らの命が『白』に染まるのも嘘で塗り固める。
全ては、過酷な世界を共に歩む少女――フィオナの明日のため。

少年から、青年となり。
過去の英雄たちの遺した真実を知った時。
青年は、なにを思うのか。

これは、そんな御噺。

■カクヨム様とマルチ投稿です。