始まりは満月の夜、幻想郷には望まれぬ侵入者の姿があった。
人肉を喰らい、瘴気は大気を穢し、神にすら歯向かう、そんな古き時代の怪異。
しかし異物が幻想の地の管理者に看過されるはずもなく――――――

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断頭の夢を見た。
何度も、何度も、自分の首が胴体から離れて堕ちるユメ。
それはきっと過去の残滓だったのかもしれない。
だって、目が覚めた自分からは―――すっぱりと記憶が抜け落ちていたのだから。

ただあるのは傷だらけの体と、鬼を名乗る少女から貰った名前だけ。

半人半妖の青年と、奇妙な妖怪たちとの出会いが始まった。

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