神々が世界を創造してから1000年。民はそれぞれの世界に満ちた。
始まりの500年、三界は平和であった。
魔力に満ちた暗き地『魔界』、
光輝く聖なる地『天界』、
緑の溢れる豊饒の地『獣人界』。
伸ばされた腕が互いの頬に触れるようになり、
世界の境の小さな戦火が、いつしか三界を巻き込む大きな戦渦となった。
長い間、戦いは幾度となく繰り返された。
多くの戦費が費やされ、多くの命が失われた。
しかし神は三界の民の内に正しき者たちの在る者達に
御使いを遣わし自らの言葉を伝えた。
その者達はそれぞれ王として平原の中央に歩み出て手を取り合った。
王は民に言葉を伝え三界に争いは無くなった。
これを見て神々の王はおおいに満足しさらにもう1度御使いを地上へと遣わした。
御使いはトリニアス平原の上空に学び舎を建て、
三界の王にこれから王はこの学び舎での試練を潜り抜けた者を選ぶようにと伝えた。
これが『神立トリニアス学園』の起源である。
そしてそれから5000年後の現代。
これは、三界からは異世界と呼ばれる人間世界に、
かつて名君と言われた魔王と聖王との間に生まれた双子の兄弟と
彼等を取り巻く人々の愛と戦いの全く新しい学園生活の物語である。
にじファンからの移転です。
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