新人トレーナーの山田は同期との差に絶望していた。
 彼は夢を諦め、狙ってほどほどの成功で満足しようと考えていた。
 重賞など取らなくてもトレーナーもウマ娘も生きていけると。

 一方、結果が振るわないが、勝利への渇望と執念を秘めたウマ娘、
 モブトハヨバセナイ。
 彼女と出会い、山田トレーナーの消えかけた情熱に、小さな火がついた。

 これは王道を往く者の物語ではない。
 
 端役で終わろうとしていた男と、端役で終わらないと決めたウマ娘、
 ふたりの物語である。

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