早柚を主人公にした物語です。

3年前に書いたプロットであるため、設定の相違や最新の情報を反映できていない場合があります。

また作者はフォンテーヌの魔神任務をクリアして以降、プレイできていないため、描写やエミュが甘い場合があります。苦手な方はブラウザバッグ推奨です。

※ガールズラブは保険です

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「この心地よい昼寝の時間を、ずっと……」

忍びの少女・早柚が手にしたのは、あり得べからざる未来の記憶。仲間たちと過ごす穏やかな日常を守るため、彼女はまだ誰も知らない、これから訪れるはずの悲劇に立ち向かうことを決意する。

だが、未来を知るがゆえの焦りが、運命の歯車を静かに狂わせていく。
良かれと思った選択は、なぜか最悪の悲劇を呼び起こし、守りたかったはずの笑顔は涙に変わる。救おうとした手は、大切なものを零れ落としていった。

自らの過ちが招いた絶望の果てに、世界は色を失い、最後の希望すら消え去ってしまう。
――すべてを失った彼女は、砕け散った心で、たった一つの願いを抱く。

それは、世界を救うためという大義ではない。たった一人、かけがえのない友を取り戻すための、身勝手で狂おしいほどの祈りだった。

その祈りは、世界の理をも揺るがす禁忌の扉を開く。失われたはずの時間が、あり得ない奇跡を紡ぎ始めるとき、彼女は歴史の“影”となり、誰にも知られることなく運命を正すための、孤独な戦いに身を投じることを選ぶ。

奇跡には、代償が伴う。
少女がたった一人で紡ぐ物語の果てに、本当に守りたかったものを見つけ出すことはできるのか。

これは、誰の記憶にも残らない、名もなき忍びが紡いだ、切なくも優しい夢の物語。