TRPGが好きな社会人、鈴屋亜月はCoCを卓メンとプレイした後、明日の仕事のために眠りにつく。

 しかし、気がつけば見知らぬ場所にいて……

「そんなことよりも少女を助けなきゃ!」

 一人の少女のために彼は生きる。
 何が彼をそうさせるのかはわからない。ただの憐憫かも知れないし、過去の自分と重ねただけなのかも知れない。はたまた、理由なんてないのかも知れない。

 それでも、彼は少女の幸せのために行動する。

 いつか、少女が心の底から笑って過ごせる日々が来るように。